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こんにちは。
前回は、Home Assistantの導入には成功したものの、肝心のEcoFlow Delta Pro 3(以下、DP3)が認識されず、最初の大きな壁にぶつかったところまでお話ししました。
▶ 前回の記事はこちら
Home Assistant最大の壁。EcoFlow Delta Pro 3が認識しなかった話
AIなら何でも解決できると思っていた
この頃の私は、Google AI Studioにかなり助けられていました。
Home Assistantのインストール。
YAMLの書き方。
Linuxのコマンド。
わからないことを聞けば、ほとんど答えが返ってきます。
「AIって本当にすごい。」
そう思っていました。
だからこそ、DP3が認識されない問題も、すぐに解決できると思っていたのです。
しかし、この問題だけは違いました。
「正式対応していません」
AIが調べた結果は、とてもシンプルでした。
「現時点ではHome AssistantがDelta Pro 3に正式対応していません。」
発売されたばかりの製品だったため、Home Assistant側のEcoFlow連携ではDP3を認識できなかったのです。
設定画面にも機種名はありません。
AIも、
「現状では難しい」
という結論でした。
このとき初めて、
AIにも限界がある
ということを実感しました。
それなら、自分で調べるしかない
「対応していません。」
それで終わるのは悔しい。
そう思い、今度はAI任せではなく、自分でも調べ始めました。
まず見たのは、EcoFlowの開発者向けサイトです。
APIの仕様書を読めば、何かわかるかもしれない。
そう考えました。
もちろん、プログラミング経験はありません。
APIという言葉すら、意味をよく理解していませんでした。
それでも、AIに質問しながら一つずつ読み進めていきました。
「Delta 2として接続できないか?」
当時考えたのは、とても単純な発想でした。
DP3が未対応なら、対応済みの機種として通信させればいいのでは?
AIと相談しながら、Delta 2用のAPIを利用できないか試しました。
もちろん結果は失敗。
通信はうまくいきませんでした。
今思えば当然なのですが、当時は「もしかしたら」という期待もありました。
しばらくは固定充電で妥協
DP3の充電速度を自由に変更できない以上、余剰電力に合わせた細かな制御はできません。
そこで一旦は、
「晴れの日だけ800Wで充電する」
という固定運用で様子を見ることにしました。
もともと、この構想を考え始めた頃は、それでも十分だと思っていました。
実際、固定充電でも電気代は節約できます。
しかし、運用していくうちに、やはり違和感がありました。
雲が出れば買電してしまう。
天気予報が外れる日もある。
エコキュートのソーラーチャージ機能とも競合する。
「もっと賢く制御できないだろうか。」
そんな思いは、日に日に強くなっていきました。
AIが無理でも、人が作っているかもしれない
そこで発想を変えました。
「公式が対応していないなら、世界中の誰かが作っているかもしれない。」
探し始めたのはGitHubです。
オープンソースの世界なら、同じ悩みを持つ人がいるかもしれない。
そんな淡い期待でした。
そして、その期待は現実になります。
GitHubで公開されていたβ版のカスタムコンポーネント。
これとの出会いが、自作HEMSを大きく前進させることになりました。
次回予告
GitHubで見つけたのは、まだ正式版ではないβ版のEcoFlow連携でした。
導入には少し勇気が必要でしたが、このコンポーネントのおかげで、ついにHome AssistantとDelta Pro 3が通信できるようになります。
次回は、実際の導入手順や苦労したポイントを、スクリーンショットも交えながら詳しく紹介します。

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